1月25日練習&宇宙の音楽

こんばんは!
だんだんブログ担当みたいな感じになりつつあるホルンの奈良です。
昨日もプロフェッショナルパーカッションでの練習でした!!!
ジャズポップスコンテストまであと2週間、定期演奏会まで1か月と3日!!定期演奏会のⅠ部で演奏する曲を中心に合奏しました♪♪
個人的には「ディズニーメドレーⅠ」での各パートのソロがすごくかっこ良くていつもニヤニヤして聞いてます(^-^)お楽しみに♪

さてさて、今日は第二回定期演奏会のメインプログラムであります、フィリップ・スパーク作曲の「宇宙の音楽」について簡単にご紹介したいと思います!

「天体の音楽」とも訳せるこの曲は、2004年5月にグラスゴーで開催されたヨーロッパ・ブラス・バンド・チャンピオンシップで演奏するため、英国のヨークシャー建築協会バンドの委嘱で、ブラスバンド(金管合奏)のために作曲され、後に吹奏楽に編曲されました。
楽章ごとに説明しますね!!

<序奏(t=0)>
冒頭は、『t=0』を喚起するホルンのソロで幕を開けます。“t=0”とは、「宇宙の誕生(ビッグバン)の瞬間tには、時間・熱量・素粒子・重力・磁力・元素などすべてのものが無(ゼロ)であった」という、いま最も多くの科学者達がほぼ確信している考えを表わしているそうです!
そしてこのソロのあとに、時間が生まれ宇宙が拡がってゆく“ビッグバンその後”の描写が続いていきます!
かなり緊張した場面です・・・ソロ成功してビックバンが起こるように頑張ります(笑)

<Big Bang>
大爆発によって宇宙が誕生し、猛烈なスピードで膨張する宇宙を表しています。トランペットのハイトーン、木管楽器の連符、打楽器の打ち込みなど高度な技術が満載の楽章です。途中で場面が変わり、数々の小惑星の誕生を表してるような可愛らしい部分が挟まり、最後は宇宙の完成を想像させるような壮大なメロディーが印象的です。

<The Lonely Planet>
訳すと”孤独な惑星”ですが、これは地球を表しているそうです。現在確認されている中で、唯一生命を育む奇跡の星・地球。’唯一’という孤独さと瞑想をソプラノサックスが奏でます!!副団長がこのために(!?)購入した新品のソプラノサックスで素敵なソロを演奏しますのでお楽しみに!
その他にもファゴットやクラリネットのソロにも注目です!

<Asteroids & Shooting Stars>
宇宙空間を漂う小惑星や流星群など、時に優しく輝き、時に隕石として地球を脅かす物体を描いているそうです!
様々な楽器間でやり取りが行われるため、アンサンブル能力が問われますね!!
3拍子の中にも16分音符がいたり、4連符や2連符がいたりして、指揮だけではつかめないというのがこの楽章の特徴でもあります。
最初は明るい曲調なのですが、途中で何かに衝突したようにいきなり短調になったと思ったら、また明るくなったり、中低音楽器の雄大なテーマがでてきたり・・・と常に「動」が絶えない楽章です。

<The Music of the Spheres>
ピタゴラス理論の「個々の惑星は回転しながら固有の音を発し」という部分に基づき、6つの音が鐘のように鳴り響きます。
30秒ほどの短い楽章です。

<Harmonia>
<The Music of the Spheres>で用いられた6つの音をモチーフにした旋律が朗々と奏でられます。Harmoniaは古代ギリシャで音階や調和関係を表す言葉なんだそうです!、優雅なメロディーでバンドが一体となって壮大な音楽を作り出します。

<The Unknown>
<Harmonia>が最高潮に達すると、<Big Bang>の再来を思わせる音楽が始まりますが、冒頭とは異なり長調の響きでまばゆい光が見えるようなつくりになっています!何が”未知”なのかというと、「人類の飽くなき宇宙探査がもたらすものは文明の発展か・それとも破壊か。それは”未知”である」という問いを持たせているのだそうですよ!!!

なんか宇宙科学的なこととか理論的なことが大きく関係しているようで、バカな私には理解するのが難しい部分がたくさんあるので、
今回調べてみて自分が勉強になりました、、、、、!!!
ぜひ団員の方々にも見てほしいです(^^)/~~~

写真は昨日木管の連符がつかまってる間に盗撮した写真と、練習場所近くのおいしい味噌ラーメン屋さん「味噌一」の味噌一ラーメンです!!
練習後のラーメンほどおいしいものはないですね!!!!!!!!

IMG_4461IMG_4462