シャンソンとミュゼットの話

こんばんは!
トランペットパートの天野です。

今日は、来週開催されるバンドフェスティバルの曲を中心に練習しました。

第11回全日本市民バンドフェスティバル
2018年12月23日(日) 入場無料!
https://www.jmecps.or.jp/soical7b11

さて、プログラムの一つ、真島俊夫先生の「シャンソン・メドレー」では、
Musette(ミュゼット)というパートがあります。
あまり馴染みのない楽器名かもしれませんが、
実物を見れば「あ、アコーディオンのことか」と思われることでしょう。

調べてみると曲や楽器、編成など様々な意味で使われるようですが、
シャンソンにおける楽器指定としては
「Musetteという調律法でセッティングしたアコーディオン」で良いかと思います。
(アコーディオン族もたくさんの楽器がありますが、
ここでは小学校にあるようなピアノ式鍵盤のもの)

小学校のアコーディオンは、一つの鍵盤を押すと
音が一つだけ(リードが1枚だけ)鳴るものがほとんどです。
一方、Musetteでは1つの鍵盤で最大5枚程度のリードが鳴る楽器を使います。

そのような楽器で”Musette”のボタンを押すと、
1.ピッチぴったりのリード
2.わずかに高いリード
3.わずかに低いリード
の3枚が同時に鳴ります。
(簡易的なミュゼットでは2.3.だけの場合もあるようです)

それにより、ビブラートの様な心地よく華やかなうねりが発生するのですが、
それをやまももの仲間に話すと「ピッチがズレてるって(笑)」
みたいな反応をされることがあります。
説明の仕方が悪かったのでしょうか。。。

最後になりましたが、今回は私がMusetteを担当させてもらいます。
(大昔習っていた事がどこからかバレてしまい)

練習でさえトランペットより何倍も緊張してしまうのですが、
本番は楽しんで「パリの街角のおじさん」になりきろうと思います。


(アコーディオンと、その後ろでオヤツの催促をする我が家のチワワ)